やまだはっちのブリスベン

山田家のみなさんこんにちわ

2/8,thuseday,21日目。同じ朝が始まった。今日は幾らか気温が落ち着いている。FoestLakeには同じ鳥が陣取っている。対岸に水草取りの船が動いているLine。諏訪湖でも菱の繁殖が問題となった。当初、県は菱の刈り取りに消極的で、おっかなびっくり刈り取りを行うようになった。その間、諏訪市は動かぬ県に頭にきてボランティアを募り、菱の抜き取りを独自で行った。それが今では県が船を調達し、菱取りを行っている。かつて諏訪湖はアオコで覆われ、ペンキのような緑色をしていた。小石を投げるとアオコの上に乗っかるほどだった。それが腐敗すると異様な匂いを発し、不評だった。岩本元市長は、オアコを流すため釜口水門の上部放流を行った。現在の上部からほうりゅうしている。そのため、固定の貧酸素化に拍車をかけているので、今度は下部放流を望む声もある。何れにしても、アオコをなくすことが最優先され、そのための住家活動が盛んになった。諏訪湖のように浅い湖はすぐに汚染されてしまう。汚染の原因としては、家庭雑排水、工業廃水、農業の消毒や肥料この3つが1/3ずつを占め、これらを減らすことが急務となった。家庭雑排水と工業廃水は下水道の整備によって、着実に減少した。下水道の普及率が90%を越える頃になると、目に見えてアオコが減り、浄化が実感できるようになった。アオコのなくなった諏訪湖には今度は、珪藻類や藻が発生し始め、どんよりした緑色の湖になった。生態系が変わる瞬間だった。やがてこの珪藻、藻も消え、近年では一番くらいの透明度が出てきた。これはいいことであったが、今まで日の届かない湖底で眠っていた菱が、透明度が増し日が湖底まで届くことになったため、どんどん成長し始めた。普通、菱は1mくらいまでの深さの水中にできると言われていたが、2m、3mの深さの場所まで発生している。
 もともと諏訪湖は今から20万年前、陥没湖として出来上がった。当初は270mから300mの深さがあったと言われている。土砂崩れの土砂や、特に草木のようなスクモが層に重なるように堆積し、徐々に浅くなり始めた。スクモ層は上から押されると縮んでしまう。ちょうど水に浸したスポンジのように、押されれば押されるだけ沈んでいく。諏訪はそのスクモによって地盤沈下が起こり、この地盤沈下は有名である。昔の諏訪湖は大きく上社の辺りまで延びており、大社のところには舟止めががあったようだ。また茅野の山浦の浦は氵であるからそこまで水が行っていたのではとの私論。
 いずれにせよ、昭和30年代の諏訪湖を取り戻そうが合言葉になり、今は泳げる諏訪湖が目標になっている。こんなんかな。
 3時頃、時間があり近くの公園or広場へゴルフの練習に行った。最大30ヤードくらいまでの練習はできる。うちの庭よりちょっと広いくらいかなLine。今日は29度ですごしやすい。土日には34、39度の予報。いいね、目玉焼きが出来るかも。
 夕食後、皿洗いをやると言って、いつも通りやり始めたらママさんが飛んできて、洗い方が違うという。こちらの水は高いので、できるだけ水を使わないように洗うのだと。すすぎが少ないが大丈夫だろうか。日本のように完全にすすがなければいけないのとは、かなり違う。お国によりけりかな。
 夜中になっているTVドラマは”Home and Away”と言う。そんなに面白いとは思わないのだが。それではごきげんよう。北陸は大変そう。』